医療法人社団PERFECTION くろいし眼科

診療案内

くろいし眼科では一般眼科、小児眼科に加えて、日帰り白内障手術、緑内障手術、レーザー手術、ロービジョン診療などを行っています

専門領域として、白内障、緑内障、網膜硝子体疾患(糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・黄斑疾患など)、斜視・弱視、涙道疾患、翼状片、結膜弛緩、眼瞼下垂・内反、ロービジョンとなります。

ロービジョンとは
病気やけがなどにより、眼鏡やコンタクトレンズを使用しても見え方に不自由が残る場合や、視野(見える範囲)が狭いことなどで日常生活が著しく不自由な状態をいいます。視力以外でも、眩しさや見づらさなどの症状によってはケアの対象となることがあります。当院では対象となる患者様に、遮光眼鏡・拡大鏡(ルーペ)・拡大読書器など生活に合った補助具の選定やアドバイスを行っています。ご希望があれば専門の業者から取り寄せし、当院でお試しすることができます。
視覚障害の身体障害者手帳をお持ちの方は、拡大読書機や遮光眼鏡などの補助具の費用が、市区町村福祉事務所から至急される制度があります。等級により支給対象品が変わってきます。また、それぞれに支給基準額と耐用年数が設定されていますので、詳しくはお住まいの市区町村福祉事務所へご相談ください。視覚障害の身体障害者手帳をお持ちでない方は、手帳の等級に該当するか当院で調べることができます。

手術

手術室にて白内障、緑内障、眼瞼などの手術を行っています。

術後は電動リクライニングシートを備えた回復室にてゆっくり休んでから帰宅していただきます。

主な日帰り手術

【白内障】
濁ってしまった眼のレンズ(水晶体)を取り除き、取り除いた代わりに人工のレンズ(単焦点眼内レンズ)を挿入する手術です。患者様に適したレンズを用います。術後翌日から、首下入浴可能です。
当院では、患者様が白内障で見づらくなって日常生活に困っている場合に、手術を勧めていますが、困っていない場合は経過観察としています。白内障でお困りの方は一度当院へ受診していただき、白内障の治療についてご相談させていただきます。
2020年4月より、多焦点眼内レンズ(遠近両用)が選定医療として保険で認められました。
今まで、自由診療だった多焦点眼内レンズを使用した白内障手術が、眼内レンズ代のみ自費で、その他の手術費用は保険で賄える事になりました。
当院でも対応可能になります。
ただし、多焦点眼内レンズには、良い点も多いですが、少なからず悪い点もあります(眼内レンズ代が高額、夜間運転時に眩しさを感じたり、少しにじんで見える等)。
興味のある方は当院医師までご相談ください。

【緑内障】
緑内障は、眼圧(眼の硬さ)によって眼の神経が障害されて、徐々に見える範囲が狭くなって、最終的には見えなくなってしまう病気です。抗緑内障点眼の治療や緑内障の手術を行っても、狭くなってしまった視野は元に戻りません。現在の緑内障治療は、現状維持が限界なのです。
そうであるならば、早期発見し早いうちから抗緑内障点眼薬の治療を開始し、十分に眼圧を下げて、末期に至らないようにすることが何より大切です。生きている間、ご自身で不自由なく生活していけるようにすることが当院の緑内障診療の目指すところです。
緑内障の一歩手前の前視野緑内障であっても、特に若年者の場合は、患者様が納得されれば積極的に治療(抗緑内障点眼薬)を開始するようにしています。複数の抗緑内障点眼薬でも効果が不十分な場合は、緑内障手術となりますが、これまでの緑内障手術(濾過手術)は合併症が多く、できる限り抗緑内障点眼薬を続け最終段階で手術を勧めていましたが、最近では低侵襲な緑内障手術ができるようになっています。
緑内障でお困りの方は一度当院へ受診していただき、患者様に応じた治療を提案させていただきます。

小児眼科

小児眼科では、視能訓練士とともに、斜視や弱視の診察と視能訓練を行なっています。

検査

当院には眼科検査のスペシャリストである、経験豊かな視能訓練士が複数在籍しています。そのため、小児の眼鏡処方や、特殊な眼鏡処方(プリズムや遮光眼鏡)もお任せください。またゴールドマン動的視野検査やシノプトフォアなどの検査も常に行えます。

シノプトフォア(大型弱視鏡)
OCT 光干渉断層計 三次元眼底画像解析
ハンフリー視野計(静的視野検査)
ZEISS社 ハンフリー視野計
KOWA社 ハンフリー視野計
ゴールドマン動的視野計
スポットビジョンスクリーナー